令和4年6月8日、かすみがうら市議会で行われた第2回定例会では、複数の一般質問が行われた。
特に、古橋智樹議員は、稲吉南2丁目における3ヘクタールの土地利用に関する調査検証を求めた。彼は、市が実施する地域格差是正の観点から、都市計画税の見直しを提言し、事業費の徴収に関して公平性を強調した。さらに、同議員は立地適正化計画に基づく施設整備の透明性を求め、公共施設マネジメントの重要性について言及した。
また、櫻井繁行議員は、市消防団の車両更新計画に対して質問を行い、団員の準中型免許取得状況や補助金制度の有無について詳細に確認した。消防長の回答によると、特に準中型免許取得者の割合は94.4%に達しているとのこと。彼は、費用と時間がかかる免許取得を支援するための補助制度導入の必要性した。
市長である坪井透氏は、これまでの市政運営において、市民との対話を重視し、行政の透明性を確保するために尽力したと述べた。市長の任期中に行われた数々の施策によって、かすみがうら市の発展が促進されたと強調した。
さらに、櫻井健一議員は、防災の重要性を指摘しながら、防災士育成事業や自主防災組織の必要性を強調し、その結成に向けた支援策を問うた。市は、地域の防災力向上のための施策を取り入れ、今後も市内での防災訓練や地域での防災士活躍の場の創出を通じて、市民の協力体制を強化していく方針を示している。
このように、多くの議員がそれぞれの視点から市のさまざまな施策について質問し、今後の方向性を議論する重要な機会となった。各議員は、市政に対する責任と市民のニーズを反映させるために、積極的な発言が見受けられた。