令和2年9月1日、かすみがうら市議会第3回定例会が始まる。議長の加固豊治氏が開会宣言を行い、出席議員は16名で会議は成立した。
本日の議事日程には、会議録の署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告、議案の上程が含まれる。まず、議長は会議録署名議員として、櫻井健一氏、小倉博氏、久松公生氏の3名を指名した。
次に会期の決定がなされ、加固豊治議長が「今期定例会の会期は、本日から9月24日までの24日間とする」と提案。これに対し、異議なしとの確認がなされ、会期が決定した。
続いて、財政健全化に関する報告が行われた。市長の坪井透氏が「実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに赤字はない」と強調。これにより、かすみがうら市の財政は健全であることが示された。
特に令和元年度の財政健全化判断比率について、坪井市長は、「実質公債費比率、将来負担比率とも早期健全化基準を下回っている」と述べ、安心材料となる報告を行った。この報告により、議員からも高い関心が寄せられた。 質疑において、議員は今後の財政への影響について懸念を表明し、具体的な検討を求める声が上がった。
また、補正予算に関する議案も上程された。市長は、令和2年度一般会計補正予算の要点を説明。「歳入歳出予算の総額に2億5258万9000円を追加し、247億6759万円とするものである」と説明した。これにより、新型コロナウイルス環境対策を含む施策の実行が必要との意見がほかの議員からも出された。
このように、本定例会では会期の決定に始まり、市の財政状況の報告、さらには令和2年度の補正予算について多岐にわたる議論がなされ、議員間での活発な意見交換が行われた。次回は9月2日午後1時30分から一般質問が行われる予定である。