令和3年9月22日、かすみがうら市議会第3回定例会が開催された。
本会議では、いくつかの重要な議案に関する討論と採決が行われた。
まず、承認第7号及び議案第44号から議案第54号についての一括審査が行われ、全ての議案が原案通り可決されたことが報告された。
議案第45号については、佐藤文雄議員によって反対意見が示された。彼は、スマートインターチェンジに対して反対を表明し、費用対効果に疑問を呈した。
さらなる議事として、令和2年度の各種決算についての認定も行われ、特に一般会計決算に関しては議員から厳しい意見が寄せられた。佐藤文雄議員は、財政運営に危険信号が灯っていると指摘し、自転車操業の危険性を示唆した。
請願第4号についての審査では、教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度保持に関する意見書の採択が全会一致で決定した。また、コロナ禍に伴う地方税財源の充実を求める意見書も同様に全会一致で可決された。
市長の坪井透氏が議会を締めくくり、新型コロナウイルス対策や地域経済の活性化に向けた取り組みを約束した。今後の市政運営に対する議員らの見解も述べられ、各議員は市民の生活向上に努める必要性を強調した。