令和5年第372回三田市議会定例会が、9月24日に開会した。
市長の田村克也氏は初の定例会において、市政方針を説明し、議員たちの理解と協力を求めた。
市長は市民本位の行政運営を強調し、特に人口減少問題に対処する重要性を訴えた。
田村市長は、人口減少を止める施策が市の未来に不可欠であるとし、「こどもを核としたまちづくり」を進める意向を示した。この施策は、子ども関連予算の拡充を通じて、若者や子育て世代を定住させることを目指している。具体的には、医療費助成の完全無料化を令和6年度から実施する計画も発表した。
市長はまた、地域医療の充実にも力を入れ、三田市民病院の再編・統合問題に関しても言及した。市民の命を最優先に考え、適切な判断を行う姿勢を強調した。
今次定例会では、一般会計補正予算案をはじめとした議案が提案された。目玉議案として、待機児童の削減を目指すために児童クラブの開設費用として1200万円の補助金が計上されている。また、物価高騰による影響を受けた保育施設支援や公共交通事業者への支援も盛り込まれている。
さらに、会議では、新たに当選した議員の議席指定や変更も行われ、議会運営が円滑に進められることが確認された。議長の松岡信生氏は企業・民間からのアイデアを市政に取り入れることで、市の活性化を図る重要性も語った。
定例会は、今月20日までの28日間の会期を設定し、今後は各常任委員会で議案の具体的な審議が行われる予定である。