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旧南部処理センター解体工事、ダイオキシン調査結果発表

旧南部処理センターの解体工事が令和6年度に開始。ダイオキシン類の調査結果も議論された。
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令和6年6月20日、建設常任委員協議会が開催された。

本日の協議事項は、旧南部処理センターの解体についてであり、重要な議題に焦点が当てられた。副市長の松木茂弘氏は、委員会の開催に感謝の意を表し、解体工事の進行状況を説明することを確認した。

資産マネジメント部長の篠崎保夫氏は、旧南部処理センターの解体に伴うダイオキシン類の調査結果について報告を行った。施設は平成20年度に稼働を終えており、令和6年度から解体工事を開始する予定である。このプロジェクトでは、防災機能を有する新たなスペースの整備が計画されている。

篠崎部長は、過去に実施されたダイオキシン類の事前調査の結果を示し、基準値を超えるダイオキシン類が検出されたことを明らかにした。とはいえ、現在は封鎖された建物内部であるため、飛散の恐れはないとの見解を示した。解体工事は法令に従い、適切に進めると強調した。

委員の北野紀子氏から、煙突やその他の環境への影響について質問が投げかけられた。松下吉晴施設マネジメント課長は、煙突はすでに密閉されているため、安全であることを説明した。さらに、ダイオキシン類以外にもアスベストや重金属の調査が行われていることを付け加えたが、土壌汚染に関する調査は行わないことを報告した。

北野氏は、河川に関する調査の必要性についても疑問を呈したが、篠崎部長は調査は行わない方針であると述べた。これに対し、委員らは不安を表明し、今後の安全対策や住民への説明の必要性を訴えた。

委員間では、解体作業に伴う安全確保や地域への影響についても議論がなされ、地域住民に対する情報提供が必要との意見が強調された。また、川北将副委員長は市内業者の参加についても言及した。

解体工事は令和8年9月の完了を予定しており、今後の進捗に注目が集まる。協議は円滑に進み、全議題が終了したことを受け、午後1時48分に閉会となった。

議会開催日
議会名令和6年6月 建設常任委員協議会
議事録
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