令和6年9月に開催された第3回川西市議会定例会では、市の重要な決算報告や工事請負契約が審議された。
会議は全議員が出席する中、議長の大崎淳正氏が進行した。
議事の皮切りは、会議録署名議員の指名が行われ、山崎孝弘議員および岡 留美議員が指名された。
次に、令和5年度の川西市一般会計に関して、越田謙治郎市長が予算継続費精算報告を行った。
同市長はごみ減量化やリサイクル推進事業など8件の事業が令和5年度まで継続されていることを説明した。
報告に対する質疑はなく、そのまま進行した。
続いて議題に上がったのは、川西市の一般会計決算認定についてである。
この認定は、歳入決算額が612億2,277万8,423円、歳出決算額が608億6,823万5,965円という報告がなされた。
残余額として市は3億5,454万2,458円の繰越明許費等を必要としており、実質収支額は3億1,509万6,525円と示された。
その後、国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業等の特別会計決算についても個別に報告され、特に国民健康保険事業は、歳入145億8,010万9,687円に対し、歳出144億8,723万2,622円であったため、実質収支は9,287万7,065円とされた。
最後に議題として挙げられたのは、旧南部処理センターの解体及び造成工事請負契約である。
越田市長は、今後の工事が11億7,700万円で契約される予定であることを明らかにした。
その契約は、令和8年9月30日までの工期となっている。
議会はすべての議題を終え、休会を決定し、次回の本会議は9月25日に再開される予定である。