令和6年第375回三田市議会定例会が3月4日に開かれ、市長田村克也氏が市政運営や未来のまちづくりに関する重要課題に答弁した。
日程の一環として、田村市長は、市民に寄り添い、信頼を基盤にした「元気な三田」を実現することを強調した。
最初に、福田秀章氏からの質問に答え、田村市長は初の民間出身の市長としての市政運営での苦労を述べ、議会からの問責決議の重みを感じているとのことだった。「市民の意見を反映し、問題を解決していく必要がある」と述べ、議会との対話の重要性を訴えた。
また、令和6年度のまちづくりの方針について志しは明確で、特に「子どもを核としたまちづくり」に力を入れると述べ、子育て支援を強調した。この中で、教育環境や公共施設の老朽化も危機的な状況にあるとの認識を示す一方、少年少女が集う地域づくりを進める考えについて具体的に答弁があった。
さらに、田村市長は市民病院の再編統合について報告した。
再編統合に向け、具体的な進捗状況や今後のスケジュールを示した。「新病院開設には令和10年度を見込んでいる」とし、医療の安全性や持続可能性を重視する方針を示した。特に、地域医療における役割についても言及され、市民の理解を求めた。
一方、教育環境についても言及され、不登校や地域の教育課題の解消のための施策が進行中であるとのこと。また、連携するNPO等との協働による計画が進められ、学校の再編について笑顔あふれる地域を目指している。