令和3年6月17日、三田市議会定例会が行われた。まず、市長の森 哲男氏はコロナ禍における医療体制について述べ、急性期医療の維持と病床削減の影響に言及した。
市長は、「急性期医療は今後も重要な役割を果たすと考えており、地域医療を効果的に支えていく必要がある」と強調した。具体的には、現在、三田市民病院はコロナウイルスの影響で通常の病床数を減少させているが、それでも相応の医療提供が必要だとの見解を示した。
次に、水元 サユミ議員は三田市立幼稚園の再編について質問した。特に、地域からの幼稚園の統廃合を求める声に対し、慎重な対応が求められるとの点を指摘。また、若い世代の移住促進と教育環境の整備も重要であると述べた。
森市長は、「再編計画は地域ニーズに基づいており、意見交換会を通じて理解を求めていく」と述べると共に、地域の意見を尊重する姿勢を示した。