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三田市議会臨時会、新議長に森本議員が就任・各議案も可決

三田市議会臨時会が開催され、新議長に森本議員、副議長に中田議員が就任。各議案も可決され、今後の市政に向け新たな方針が示された。
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令和5年10月23日、三田市議会臨時会(第373回)が開会した。議議長は松岡信生で、開会に際し市政進展への感謝を述べた。今回の臨時会では、前回定例会から続く案件を議論するため、重要な日程が設定された。

市長の田村克也氏は開会の挨拶において、今臨時会での審議事項について説明した。議題には令和4年度の一般会計及び各特別会計の決算認定、補正予算に関する提案が含まれ、議員には慎重な審議をお願いした。

特に注目すべきは、令和4年度の一般会計に関する認定第1号である。この決算認定の過程で、議員からはふるさと納税や自家用有償旅客運送の使用について質疑が行われた。檜田充議員(予算決算常任委員長)は、具体的な審査結果を報告した。彼によれば、ふるさと納税の寄付金は約2億500万円、一方で地方交付税や市民税控除を考慮した理論上のプラスは約3000万円になるとのことだ。今後も新しい施策を通じて寄付促進が必要との見解が示された。

また、旧市民病院跡地の利用について、田村市長は現在解体準備を進めており、収益化の方針を伝えた。加えて、市民への情報発信の重要性が強調され、今後もニーズを把握し市民に必要な情報を適切に伝える改善が必要との意見もあった。

次に行われた討論では、認定第1号について賛成意見と反対意見が交わされた。反対意見を表明した長尾明憲議員は、解放学級事業の地域限定実施の矛盾を指摘し、すべての子どもに対する公平な対応が求められると述べた。これに対し賛成派は事業の重要性を訴えた。

さらに、国民健康保険事業についても議論が行われた。反対派の意見では、税の引き上げを避けるべきとの声も上がった。市民病院の決算認定に関しても意見が分かれ、労務管理の適正化に向けた取り組みを求める声が上がった。

さらに、議長辞職や副議長選挙といった重要な人事案件も議題に上がった。松岡議長の辞職に伴い、森本議員が新議長に就任した。また、副議長には中田議員が選ばれ、議会の運営方針が引き継がれる形となった。これにより、議会は新たな体制で市政に臨むこととなる。

議会開催日
議会名令和5年10月三田市議会臨時会(第373回)
議事録
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