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三田市議会、予算案可決も請願は不採択

三田市議会が令和元年度補正予算案を可決した一方、インフルエンザワクチン助成の請願は不採択となった。
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令和元年12月20日、三田市議会は第354回定例会を開催し、複数の議案が審議された。

主な議案では、補正予算や条例の改正が取り上げられた。特に、議案第43号「令和元年度三田市一般会計補正予算(第4号)」は注目され、予算決算常任委員長である平野菅子議員から詳細な審査報告があった。

議案第43号の中で、特にマイナポイント活用消費活性化事業費に関して意見が分かれた。反対意見を述べた長尾明憲議員は、プライバシー権の侵害の懸念や、マイナンバーカードの普及に対する圧力を指摘した。彼は、「マイナンバーカードを所有していなければ還元を受けられないのは問題である」と強調した。

一方、賛成意見を述べた幸田安司議員は、消費の回復や行政事務の効率化を求める市民の期待に応える必要性を強調した。彼は、「消費税10%引き上げ以降の消費を活性化するための施策は重要である」と述べた。

また、農業共済条例の廃止に関連する議案第46号も審議が行われ、賛成意見と反対意見があり、今後の農業共済事業の運営やコスト削減に向けた新たな取り組みに期待が寄せられた。

さらに、請願第8号として「インフルエンザワクチン予防接種費用の中学3年生までの助成」についても議論が行われた。福祉教育常任委員会に戻されたこの請願は、費用負担の重さが指摘され、助成の必要性が訴えられたが、最終的には不採択となった。議長は、「意見が分かれたため慎重な検討が必要であった」と述べた。

議会開催日
議会名令和元年第354回(12月)三田市議会定例会
議事録
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