令和元年第354回三田市議会定例会が11月28日に開会した。
議長の福田秀章氏は、師走が近づく中、出席議員へ敬意を表した。
今回の定例会では、今期の会期が23日間に決定したことや、市長からの報告があった。
森市長は、プレミアム付商品券の誤送付や児童手当の二重払いについて謝罪し、事務処理の改善と市民サービスの向上を誓った。
新たな発表として、「パートナーシップ宣誓制度」の導入や、労働改革としてのテレワーク試行についても言明した。今後は、特に働き方の変革を通じて市内の事業としても影響を与えることを期待している。
市長による市民病院の急性期医療に関する協議の進展についても言及があり、地域との意見交換を交えながら、この重要なテーマに取り組んでいる。
また、議案第51号についての質疑応答が行われ、小山裕久議員は議案に反対の立場を表明。
彼は、厳しい財政状況下での職員の給与改定について言及し、資源の有効活用を求めた。
これに対し、森本政直議員は賛成の意見を示し、人事院勧告に基づく給与改定は妥当であるとの見解を述べた。
最終的には、この議案は起立で賛成の大多数をもって可決された。
今回の定例会では、今後の三田市の方針や市民に関わる重要なテーマが数多く議論され、今後の施策における市政府の取り組みが期待される。