令和2年10月26日、三田市議会臨時会(第358回)が開催された。
この臨時会では、議題として常任委員会委員の選任、決議案第1号、特別委員会委員の選任報告などが取り上げられた。議会の運営は、新型コロナウイルス感染症の予防と拡大防止を踏まえ、規則に基づいて行われている。また、議場での水分補給も許可された。
日程第1として、常任委員会委員の選任が行われ、経営政策常任委員会に美藤和広議員、佐貫尚子議員などが指名された。福祉教育常任委員会には今北義明議員、檜田充議員、生活地域常任委員会には北本節代議員、林政徳議員などが各7名ずつ指名された。予算決算常任委員会には21名が選任され、議長の森本政直氏が全委員会に就任しない旨を確認した。
次に進み、日程第2である決議案第1号「市民病院あり方特別委員会の設置に関する決議の提出」について討議され、議員から異議なしの声が上がり、原案通り可決された。これにより、市民病院を巡る諸問題の調査研究が始まることになる。
日程第3では、市民病院あり方特別委員会の委員が檜田充議員、福田秀章議員など7名が指名された。
日程第4では、議案第83号「三田市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること」についての市長説明が行われた。市長の森哲男氏が、この議案について慎重な審議をお願いした。議題に対し異議なしとの声が上がり、この案も単独での可決が確認された。
最後に日程第5となる委員会の閉会中の所管事務調査についてが議題として取り上げられ、各常任委員会の委員長からの継続調査の申出が理事者から受け入れられた。
本会議は、午前10時24分に閉会された。その後、森市長の挨拶があり、新役員への就任と市政の進展に向けた協力を要請した。議長の森本政直氏も、短い会期ながら真剣に議事を行ったことへの感謝を述べた。今後、秋が深まる中で新たな議会運営が進むことが期待されている。