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芦屋市、自転車駐車場の廃止を決議

芦屋市議会定例会で自転車駐車場の廃止や介護保険料軽減などが可決。市民の意見反映が課題に。
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令和元年7月の芦屋市議会定例会では、多くの重要な議案が審議され、可決される運びとなった。

特に注目されたのは、芦屋市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例改正です。これにより、JR芦屋駅南自転車駐車場の一部が廃止されることが決まりました。長谷 基弘建設公営企業常任委員長は、この駐車場が改良工事の影響で廃止が必要だと説明し、その後の質疑では、代替駐車場の確保についての具体案が示されました。市は、他の駐車場でのスペース確保が可能との見解を示し、利用者への適切な案内も行う考えを示しました。

次に審議されたのは、芦屋市介護保険条例の一部改正です。これは、消費税率の引き上げに伴うもので、低所得者の介護保険料を軽減する内容です。帰山 和也民生文教常任委員長は、この改正により市の負担が約1,081万2,000円増加する見込みだと述べ、今後も介護予防に力を入れる必要性も強調しました。

最後に、幼稚園と保育所の統廃合に関する議案が強い議論を呼びました。山口 みさえ議員は、計画が市民の意見を無視していると批判し、保護者や地域住民の声を重視する姿勢が求められると訴えました。この計画に対し、賛成する意見もありつつも、多くの議員が市民サービスの観点から疑問を呈しました。

各議案は慎重に審議を経て、全て原案通り可決されましたが、今後の施策に対する住民参加や意見反映の重要性が改めて課題として浮き彫りになった会議でした。

議会開催日
議会名令和元年7月芦屋市議会第2回定例会
議事録
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