令和6年4月19日に、尼崎市議会第20回臨時会が開催された。
議会の開会にあたり、議長の福島さとり氏が開会を宣言した。今回の会議では、会期が本日から4月22日までの4日間に決定された。また、中嶋成介事務局長が出席議員は41人であると報告した。
議題として日程第1が挙げられ、会期の決定が行われた。参加者から異議はなく、無事に会期は決まった。日程第2から第4までの議案が一括で議題となり、松本眞市長が提案理由の説明を行った。最初に報告された専決処分は、尼崎市市税条例の一部改正である。
この条例の改正は、令和6年4月1日に施行される地方税法の改正に伴い提出されたものである。松本市長は、議会を招集する時間的余裕がなかったことから、専決処分を行ったと説明した。
続いて、令和6年度の一般会計補正予算案が提案された。この補正予算案では、税制改正に対応するため、個人市民税の定額減税を行うと共に、低所得者支援給付金を新たに支給する計画が示された。歳入歳出それぞれ34億7600万円の増額が予定されており、また債務負担行為も含まれる。
議案第52号では、市税条例の改正によって個人市民税の定額減税を実施するための規定の整備が行われるとされている。議案については、質疑がなく、予算特別委員会を設置して審査することが決定された。残る二件は総務委員会に付託されることが了承された。
最後に、22日の再開が告げられ、会議は終了した。議会は市の休日のため休会となる。