令和4年12月定例会において、芦屋市は重要な議題を取り上げた。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、第8波に突入する中、市民に適切な対策を促すことが求められている。
議長の松木義昭氏は挨拶の中で、「適切な感染防止対策を行っていただき、『かからない』『うつさない』を心がけていただきたい」と述べた。
また、市長のいとうまい氏も、「市民一人一人が健康で過ごすことができるよう取り組んでいきたい」と期待を寄せた。
加えて、「医療的ケア児の支援について」の研修会が閉会中に実施されたことも報告された。医療的ケア児の支援体制を強化することが、この冬の行動方針の一つとなっており、その具体策について議論が続く。
さらに、原油価格および物価高騰に対する支援についても最優先事項とされている。いとう市長は、本定例会において、「子育て世帯物価高騰対策給付金支給事業」に2億8748万円を計上したと説明した。この給付金は児童手当を受給する世帯に向けて支給される。
議員の中では、給付金の支給対象やカバー率に関する質疑が上がり、子育て家庭を支援する目的について意見が交わされた。投票の結果、これらの議案は全会一致で可決された。
その後、11月6日に行われた全国高校サッカー選手権大会に出場する芦屋学園高等学校の優勝についても触れられた。
市長からは、「全国大会での活躍を期待する」との発言があり、地域のスポーツ振興への支援が重要視された。
戦後最も経済が厳しい時期とされる中、芦屋市はこのような支援を通じて地域の活性化に努めている。市民や事業者が恩恵を受けることが期待されている。