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尼崎市議会、補正予算を審議 会期は4日間に決定

令和3年11月26日、尼崎市議会臨時会が開会され、補正予算案が審議された。会期は4日間に決定。
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令和3年11月26日、尼崎市議会臨時会が開会された。本日は会期の決定と補正予算の審議が行われる。

初めに、会期の決定について議題に上がり、4日間の会期とすることで異議なく決定した。議長の前迫直美議員は、異議が無いと確認し、速やかに進行した。

次に、議案第80号、令和3年度尼崎市一般会計補正予算(第9号)の提案理由が説明される。稲村和美市長は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を迅速に実施するための体制整備や、ワクチンパスポートの発行増への対応が必要であると述べた。具体的には、ワクチン案内センターの機能強化や、陽性患者の自宅療養に対する食品等の配達、パルスオキシメーターの貸与などの施策が盛り込まれている。

その上で、稲村市長は「市立高等学校におけるICT機器を用いた授業のためのネットワーク環境を整備する」との方針を示し、歳入歳出予算をそれぞれ約9億2274万9000円の増額を求める意向を強調した。また、債務負担行為として、2024年度までの新型コロナウイルスワクチン接種に必要な体制を整備するため、約9億8000万円の追加を行うと述べた。

会議はその後質疑に移るが、「質疑なし」との声が上がり、全議員を委員とした予算特別委員会を設置し、議案を付託することが決定される。前迫議長は、次回会議が29日午後1時30分から行われることを告げ、本日の会議を散会とした。

尼崎市では、新型コロナウイルスへの迅速な対応が求められており、今回の臨時会がその一助となることが期待される。議会では、今後の対応策や予算案の審議が引き続き注目されている。

議会開催日
議会名令和3年11月第3回尼崎市議会臨時会
議事録
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