令和5年7月19日に開催された正副委員長会では、今後の委員会運営について協議が行われた。
各委員長や副委員長から自己紹介が行われ、松本市長も挨拶を通じて会議の意義を強調した。この会議では特に、委員協議会や委員会の運営に関する重要な事項が話し合われた。
議題の中で特に注目されたのは、令和5年度の主要事務事業の計画とその進捗状況についての説明であった。真鍋総務委員長は、各局の企画管理課長からの説明に関し、事務局に進捗状況をしっかりと伝えるよう要請した。
その中で、「計画を策定することに加え、進捗状況を冒頭に述べるべきである」と強調した。また、質疑時間を設け、委員間での意見交換を促すことで、議題に対する理解を深める方針が示された。特に質疑の進行が重視され、過去の議題も踏まえた追跡調査の必要性が論じられた。
さらに、委員間協議における留意点も共有された。発言中、特に取りまとめについては、細心の注意が必要であるとされ、「追跡調査すべき課題等を明確にすること」を主目的としている点が強調された。これにより、意見の対立を避けることができるという意見も出された。
委員会の進行手続きについても話が及び、真鍋委員長は、質疑と討論を分けることも重要であると述べ、聞き手にとって分かりやすい議会運営を求めた。事務局は、今後この方針に基づいてさらなる改善を目指すと表明した。
また、委員会施設視察や行政視察についても説明があり、視察の目的と調整方法が共有された。視察日程は、7月31日から8月4日を目途に各委員会で調整することが求められた。視察先の選定は、過去の経験を踏まえながら進める方針である。このように、議会運営の透明性を高めるための具体的な手法についても検討されている。
今後は委員間での情報共有を密にし、市民に対する説明責任を果たすための取り組みが強化される見込みである。