令和2年7月7日に第19回尼崎市議会臨時会が開かれた。
この会議では、会期の決定や常任委員の選任、さらには議長と副議長の辞職に関する議題が取り上げられた。開会に際し、議長の真鍋修司議員は、会議録署名議員として波多正文議員と林久博議員を指名した。そして、会期は本日から7月10日までの4日間と決定した。
会期決定後、真鍋議員は議長辞職願を提出することとなり、その辞職についても議題に追加された。議長の辞職願は異議なく許可され、議長の欠員に伴い、開康生議員が新たに議長に選出される運びとなった。開議長は、就任に際し市民の信頼に応えるべく全力を尽くすと述べた。
また、議長選出直後には新しい副議長として福島さとり議員が選任された。福島副議長は選出の光栄を述べ、議会の円滑な運営に努力したいと決意を表明した。退任した岸田光広議員は、副議長としての経験を振り返り、今後の議員活動に活かしていく所存を語った。
さらに、真鍋前議長は、議長としての任務を通じて感じた責任や様々な経験を共有し、議会全体として新型コロナウイルスへの対応に苦心したことを強調した。彼は、6ヶ月間の議員報酬の1割カットや政務活動費の削減が議会としての意義を持つと述べた。
この会議を通じて、議会は将来に向けたさらなる改革に意欲を示しており、社会状況の変化に適応しながら市民の生活向上を目指していると理解された。議長に就任した開議長は、公正な議会運営に注力し、市民が信頼できる議会の実現を強く誓った。今後の尼崎市議会の動向が注視される。