令和3年11月29日、尼崎市議会第3回臨時会が開かれた。
本会議では、令和3年度一般会計補正予算が議題とされ、議案第80号および第81号が採決された。
議長の前迫直美議員は、まず提案した議案第80号に対し、委員長の報告を省略することを確認すると、異議なく決定した。
採決の結果、議案第80号は可決され、その後、議案第81号の提案となった。
市長の稲村和美氏は、補正予算の内容を説明し、新型コロナウイルス感染症に対する子育て世帯への支援として、33億7,300万円の増額を提案した。
予算案の背景には、支援策の必要性が挙げられている。
質疑はなく、議長により採決が行われた。
議案第81号は原案のとおり可決され、全ての案件が議了したことで、臨時会は閉会された。
議長は「今期の臨時会で付議された事項は全て終了した」と述べた。
今回の補正予算案で、尼崎市は子育て施策に対する新たな支援を打ち出し、地域の福祉に寄与する姿勢を示している。
今後の市の財政運営とコロナ禍での支援の動向に注目が集まる。