令和2年12月定例会が開催された。議題には公共施設の照明のLED化や、あまレポの庁内展開などが含まれ、幅広い市政運営に対する市民からの関心が集まっている。特に、新型コロナウイルス感染症に関連する支援策は、都市経済に対する懸念が表面化しており、多くの事業者への影響が深刻であるとの認識が示された。
公共施設の照明のLED化については、全体の約25%が既に切り替え済みとされている。施設の新築時には省エネ法が適用されるが、旧施設の更新についての具体的なアクションプランが求められており、より一層の進行が期待される。また、あまレポは市民からの通報機能で進捗を見せ、登録者数も317名に上ることが伝えられた。
市内の企画では、特に新型コロナウイルスの影響を受けた事業者の支援が急務とされ、持続化給付金等の支援金の延長が求められている。財政状況を映し出す予算は、特に競艇事業の収入が期待以上の結果を示し、スムーズな一般会計への繰入れといった措置が模索されている。
さらに、高齢者支援として認知症カフェの設置が進む中、協議会による支援や情報発信が活発化している。ただし、認知症高齢者等の個人賠償責任保険制度の加入者拡大の取り組みには、依然として課題が残っている。特に認知症のサポーターを通じて、より密に連絡を取る活動が期待されている。
こうした中、空き家問題も継続しています。本市では、空き家所有者に対し情報提供が行われ、行政側のアプローチも強化されていますが、全ての問題がスムーズに解決するわけではなく、工夫が求められているところだ。
教育現場では、健康診断の服装が問題視されており、女子生徒への配慮が求められた。これに対し、教育委員会は状況を把握し、適切な対応策を講じる姿勢が見受けられた。また、一般的な運営では教員の負担軽減に向けた施策も必要であり、今後の取り組みとして強化が期待される。