令和3年7月に開催された尼崎市臨時市議会では、複数の重要事項が議決された。特に、常任委員の選任や補正予算案が話題となった。
日程の最初に、常任委員の選任が行われ、異議なしで同意された。これに続いて、各常任委員長及び副委員長も選任され、透明性の高い議論が展開された。
阪神水道企業団議会議員や、兵庫県競馬組合議会議員の選挙も無事に行われた。ここでは、それぞれ3名および2名の議員が選出された。
また、議案第60号令和3年度尼崎市一般会計補正予算が提案され、関連する支出項目には、新型コロナウイルス感染症対策が含まれている。特に、生活困窮者の支援や学校のトイレの洋式化などが設定された。市長の稲村和美氏は、これらの予算の必要性を強調した。
さらに、議案第61号として、尼崎市監査委員の選任についての提案が行われ、出席議員によって即座に採決された。この動きは、監査業務の適正化を図るものであり、組織の透明性を高めることを目的としている。質疑応答も行われたが通告はなく進行がスムーズだった。
戊戌の日程では、協議または調整を円滑に行うための場の設置や、常任委員会における所管事務の継続的調査についても取り上げられ、議員ら間で異議なく合意が得られた。議会運営委員会における担任事項についても同様で、円満に決定されている。
この会議は、大きな議題を無事に終了させ、尼崎市議会の運営における正常性と効率性を確認する貴重な機会となった。最終的に、全ての議題は順調に終了し、次回の臨時会への期待が集まっている。