令和4年第1回定例会が開かれ、市長は市政運営の方針を示した。
上野市長は新型コロナウイルス感染症への対応を強調し、地域経済や市民生活を守る必要性を訴えた。特に、感染者数の増加を受けて、感染防止対策を引き続き講じることが重要だと述べた。
また、子育て支援に関して上野市長が述べた内容も注目された。子育て世代を支援するため、包括的な支援を行い、子どもたちの笑顔が輝くまちづくりに取り組む方針を示した。妊産婦への支援に関しては、宿泊型や訪問型の産後ケア事業を導入し、育児不安の解消を目指す。
さらに、北海道ボールパークFビレッジ構想の進捗状況についても報告された。新球場の開業が来年度に控えており、これにより地域経済の活性化が期待される。
市の予算案については、令和4年度の予算案が示され、子育て支援や防災関連の施策に優先的に配分されることが明らかになった。特に、保育士などの処遇改善に向けた取り組みが強調された。
債務負担行為や地方債の発行も検討され、持続可能な財政管理の重要性が認識された。市民との連携を強化し、選挙時に示した「希望都市」の実現に向けて、更なる努力をする考えも表明されている。