令和元年第2回定例会が開催された。
議長の野村幸宏が開会を宣言し、各議案が取り上げられた。
最初に、会期が6月14日から7月5日までの22日間に決定された。市長の上野正三は、いくつかの行政報告を行った。
まず、夜間急病センターや福祉センターの移転及び業務開始について述べ、市民サービスの向上が期待されるとした。新しい施設は、多機能性を備えた環境に配慮したものであり、6月30日には夜間急病センターが開所予定である。これにより、市民の医療面の充実が図られると市長は強調した。
次に、上野市長は「子育て世代包括支援センター」の開設についても言及し、相談支援の充実を見込むとした。名称を「きたひろすくすくネット」とし、7月1日の開設に向けて準備が進められている。妊娠から子育て期までの切れ目ない支援が可能になることを目指している。子育てアプリの導入も7月から実施し、保護者への情報提供が期待されている。
さらに、ボールパークに関連する調査特別委員会の設置が提案された。議長からの説明があり、議員全員で構成することが決定された。これにより、さらなる地域活性化が図られることへの期待が寄せられている。
また、北広島市税条例の改正も議題に上がり、ひとり親家庭への非課税措置やふるさと納税の見直しなどが含まれることが発表された。これにより、市民の経済的負担を軽減し、地域経済を活性化する軌道に乗ることがもたらされる見込みだ。
市長は、ボールパーク構想についても触れ、公共交通の整備や市道整備事業に関連する補正予算の提案を行った。市民生活の向上に寄与する重要な施策として位置付けられている。
会議の進行にあたり、他の議案も概ね滞りなく進められた。定例会は、地域住民へのサービス向上を目指した様々な取り組みが報告される形となった。