令和4年年第2回定例会において、鶴谷聡美議員が新型コロナウイルス感染症対策に関する一般質問を行った。特に、子どもへの影響を強調し、感染症対策では国の指針に基づいた情報提供の重要性を訴えた。
議会では、鶴谷氏は、「学校における感染症対策を明確に周知し、持病のある子どもたちへの配慮が必要」と述べた。教育長・吉田氏は、パルスオキシメーターの活用法を説明し、国の指針に則った衛生管理マニュアルを配布していることを強調した。
高齢者施策についても質疑が行われ、地方の高齢化を見据えた取り組みが語られた。特に、地域見守り事業や高齢者への多様な支援策が重要視された。
ボールパーク開業が目前に迫る中で、JR北広島駅周辺の環境整備も議題に上がった。市は通行人の安全確保について、札幌市との協議や権限移譲を考えているという。今後の整備について、具体的な工程を示してほしいと強調された。
さらに、雪害の検証と情報発信に関する質疑もあり、特に雪の影響で多くの苦情が寄せられたことを受け、市では今後の対策を講じる必要があるとの意見が出た。
続いて、各種ワクチンの公費助成や、特に帯状疱疹ワクチンの必要性への検討が行われた。市は国の動向を踏まえつつも、市民の健康のため積極的な施策を打ち出すべきとされた。
民生委員・児童委員の現状についても、担い手不足や活動環境の整備が問題視され、今後の対策が求められた。市の担当者は、様々な支援情報提供が行われているとした。
また、職員の人事制度、組織についても議論された。職員のモチベーション維持や新たな任用形態について慎重に検討が進められる予定である。
最後に、教科担任制の実施や生徒へのより質の高い教育提供の必要性が強調され、教育委員会による取り組みが期待されている。