令和4年3月8日、北広島市議会は第1回定例会を開催した。
この日は特別に休会の日にもかかわらず、重要な決議案が提起されたため、会議が開かれた。議長の川崎彰治氏が開会を宣言し、議事が進行される。
今回の定例会で注目されたのは、ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵略に関する決議案である。この問題に関し、21番の中川昌憲議員が決議案第1号を朗読し、内容を明らかにした。
中川昌憲議員は、ロシアによる侵略が国際法違反であり、国際社会への深刻な脅威であると述べた。この侵略行為に伴い、ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を示唆していることに対し、強い批判を表明した。
さらに、北広島市においては、恒久平和の実現を目指す市民の意思を反映した平和都市宣言が行われており、今回の軍事侵略による核兵器使用は許容されないとの認識が強調された。
決議案の採決では、出席した議員の異議がなく、原案通り可決された。市議会は平和的解決を求める旨を明言したことで、市民に対しても強いメッセージが伝達されたこととなる。
この決議に関して、議長である川崎彰治氏は、取扱いについて議長に一任する旨を尋ねたところ、こちらも異議なく承認された。
会議は短時間で終了し、川崎議長は議事を終えたことを宣言し、散会の運びとなった。議会は今後、継続的に国際的な問題について目を向けていく姿勢を強調している。