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北広島市、ボールパーク構想を柱に市政執行方針を示す

北広島市では令和2年第1回定例会が開会され、市政の舵取りを市長が示した。ボールパーク構想を含めた新たな予算案も発表。
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令和2年第1回定例会が開会された。議長の野村幸宏氏は、午前10時に会議を開始したと述べた。

本日の議題として、まず議会録署名議員の指名が行われ、佐藤敏男議員と鶴谷聡美議員の2名が指名された。また、会期についての決定もなされ、定例会の会期は2月17日から3月19日までの32日間とすることが認められた。

続いて、上野正三市長が令和2年度の市政執行方針を発表。市長は、これまでの市政運営の経験を踏まえた上で、「子育て環境の充実」や「地域経済の活性化」をキーワードに、地方創生を目指す姿勢を示した。

特に、2023年に向けた北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想については、関連するインフラ整備や地域活性化への期待が強調された。市長は、「この構想は定住人口や交流人口の増加に寄与し、本市の発展に繋がる」と述べた。

また、令和2年度の予算案に関する概要も提示され、一般会計が281億7,790万円に達し、過去最大の予算規模となる見込みである。予算には、ボールパーク構想に関連する費用の計上や、子育て支援、地域福祉、公共施設の老朽化対策などが含まれていることが報告された。

上野市長は、次期総合計画の策定についても触れ、市民との意見交換を促進するためのフォーラムが開催されることを明らかにした。これにより、新しいまちづくりに対する市民の関心を高め、具体的な施策の実現につなげる考えが示された。

最後に、教育長の吉田孝志氏が教育行政の方針を報告し、特に人口減少が進む中で学校教育の質を向上させる取り組みの重要性が強調された。新たな学習指導要領に基づく教育施策の実施に向けた具体的な方針が共有され、市民に還元される教育の充実へ向けた活動が続けられるとの意気込みが示された。

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議会名令和2年第1回定例会
議事録
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