令和3年第2回定例会では、市が直面する多様な課題に対する施策が討議された。
特に注目されたのはヤングケアラーについての支援施策である。近年、この言葉が広まりつつあり、本市においても子どもたちが家庭内の介護や家事を担っている現れが見え始めている。市長(上野正三氏)は、自治体としての支援の必要性を認識し、福祉・教育の関係機関と協力して支援体制を整える考えを示した。
新型コロナウイルスワクチン接種についても、地域住民からの信頼を得られる運営が求められる。特に副反応に関する情報提供が重要であることが強調された。市は接種後の副反応の実態を把握し、適切に情報を市民に伝えることに努める方針を掲げた。
また、投票率向上に向けた取り組みも進められている。市の選挙管理委員会は、市役所だけでなくエルフィンパーク交流広場などの新たな投票所設置を行い、若者にも投票の重要性を伝える努力を続けている。選挙関係者はこれにより投票率の向上を期待している。