令和4年第2回臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
議長の川崎彰治氏が会議の開会を宣言し、日程が進められた。最初に、会議録署名議員として中川昌憲氏と稲田保子氏が指名された。
次に本臨時会の会期について議論が行われ、8月24日1日間であると決定された。続いて、監査委員からの報告や市長からの専決処分に関する報告がなされた。
特に議案第1号の防災食育センター新築工事については、副市長の水口真氏が提案を行い、国の補助を受け、入札を執行した結果、恒完・けいしん特定共同企業体の落札が決定した。
入札状況について、山本博己議員は参加事業者が1者だけだった点を指摘し、委託業者の評価についての見解を求めた。 防災食育施設整備担当参事の伊達千秋氏は、入札が適正に執行されたと応答した。
著しい関心を集めたのは、議案第2号の令和4年度北広島市一般会計補正予算に関する部分である。この補正には、マイナンバーカード普及促進に関連した支出が含まれており、総額は3,005万2,000円の増額が提案された。
その詳細については、教育長の吉田孝志氏が説明に立ち、各種の施策が交付数の向上に寄与することが期待されている。マイナンバーカードの交付率は7月末時点で41.24%であり、全国平均の48.1%に対する課題も示される中、出張支援などにより交付率向上を狙う。
市民環境部長の高橋直樹氏は、申請書作成支援の具体的な活動について述べ、訪問支援の対象として高齢者施設や障害者施設を挙げた。 在宅での申請支援の必要も強調され、議員からは自主性を確保する点への配慮が求められた。
最終的には、これら各議案は異議なしと認められ、すべて可決された。議長は閉会を宣言し、会議は午前10時23分に終了した。