令和3年第4回定例会が開会した。
最初に川崎彰治議長が開会宣言をし、議事が進められることとなった。
議事の1つ目は、参加議員として、滝久美子副議長、沢岡信広議員、佐々木百合香議員の署名議員を指名した。
次いで会期に関する議題が上がり、会議は22日間、11月26日から12月17日までと定められた。
続いて行われた行政報告では、上野正三市長が新型コロナウイルス感染症に関する対策を報告した。
市内では、指定された8ヶ所の診療・検査医療機関で感染者への診察を行い、支援金の支給も行った。
また、国からの要請に基づく飲食店への支援も実施し、期間中に79件、4,732万円支給されている。
新型コロナワクチン接種についても言及があり、対象者の85.9パーセントが1回目接種を終えていることが報告された。
今後も接種体制を継続し、3回目接種を行う予定であるとした。
福祉灯油特別対策事業では、灯油価格の高騰が影響しており、経済的支援を行う考えが示された。
プレミアム付商品券の販売についても触れられ、経済活性化を目指す取組が強調された。
さらに、北海道ボールパーク・Fビレッジの進捗状況についても報告があり、新球場の工事が進んでいることが説明された。
教育長の吉田孝志氏は、小中一貫教育に関する全国サミットや、官民連携スポーツ事業の様子を紹介し、教育現場の取り組みを強調した。
新たに障がい児者の学び・体験推進事業にも取り組んでおり、幅広い教育が進められている。
最後に、議案に関しても審議が行われ、北広島市まち・ひと・しごと創生基金条例や、特定教育・保育施設に関する基準の改正案が提案され、適宜付託されることが決議された。
議長の提案により、会期を休会とし、次回について議論が行われることとなった。
今後の進展への期待が寄せられる中、会議はおおむね平穏に終わった。