令和5年第1回定例会が開会し、市政に新たな動きが報告された。
上野正三市長は市政執行方針において、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復を強調した。
この中で、北広島市では、地域活動が活発に行われていると述べ、"あのときのような日常を取り戻しつつある"と語った。
特に注目すべきは、北海道ボールパークFビレッジの開業に向けた準備と地域活性化である。上野市長は、このプロジェクトが市民の笑顔を生む重要なポイントであり、期待を寄せていると強調した。"様々な制約があるが、一歩一歩新たな事業を進めて行きたい"と述べ、地域活性化への意欲を示した。
また、上野市長は、コロナ禍による影響を最小限に抑えるため、計画を進める意向を表明した。予算案は305億9,627万4,000円に達し、前年より9.2%の増加を見込む。これにより、保育所整備や福祉向上の施策が具体化されることが期待される。
議会では、駅西口周辺エリアの活性化計画も進められ、地域の利便性向上を目指す。川崎彰治議長が率いる議会が全議員の賛成を受け、議題のすべてが可決される流れとなった。"
多くの施策が議題に上がり、特に注目されているのは、独自の子育て支援や女性活躍推進の取り組みである。上野市長は"未来の地域を支えるための環境づくりを進め、子どもたちや市民が安心して暮らせる場を提供していきたい"と語った。
市政運営において、今後も"市民との連携"をテーマに、持続可能な地域作りを推進していくことが確認された。