令和5年第3回定例会が心待ちされる中、9月6日より開幕した。
会議は、議長の島崎圭介氏の挨拶の後、議会日程に基づき進行した。まず日程第1として、会議録署名議員に小玉淳子議員と大迫彰議員が指名された。
次に会期について議論が行われ、9月6日から9月28日までの23日間と決定した。
その後、監査委員から出納検査や財政援助団体に関する報告がなされた。続いて市長の上野正三氏が、9月5日に発令された大雨警報についての体制を詳細に説明。これにより設置された災害対策本部において、適切な避難指示の発令が直前に回避された背景が語られた。
特に、代表的な内容としては、9月2日に実施された市民参加型の防災訓練。この訓練には多くの市民が参加し、防災意識の向上が図られたことが報告された。
次にふるさと祭りや各種行事が成功裏に行われ、新型コロナウイルス感染症が5類に移行した今、地域の交流が活性化していることが話題に上った。これにより企画された様々な祭りが、予想以上の来場者数を記録したとのこと。
また、北広島市価格高騰重点支援給付金についても言及され、該当となる住民への経済的支援が進行中。市長は、支給額として1世帯あたり3万円、計2億358万円の支給を実施したことを強調した。
次に新型コロナワクチン接種の進捗状況も報告された。接種率は24.5%に達しており、その内65歳以上では60.1%となったという。さらに、秋の接種に向け、全対象者へ接種券を発送する方針も発表された。
次なる大きな施策として、児童活動センターの新設が挙げられ、地域の育成支援や安心できる居場所の提供が期待されている。また、関わる公益財団との連携が強化されていることも明らかにされ、地域の要望を踏まえた施策推進が謳われた。
最後に、財源確保のための各種条例案の審議が行われ、北広島市のさらなる発展と市民の安全・福祉が念頭に置かれた。
議議が順調に進行し、次回の休会を宣言し、議会は無事に閉会となった。