令和4年第3回定例会が開かれ、重要な議題が採り上げられた。
会期は9月6日から30日までの25日間と決定。議長の川崎彰治氏が進行し、初日は新型コロナウイルス感染症への対応が焦点とされ、市長の上野正三氏が詳細な行政報告を行った。
市長によれば、低所得の子育て世帯向けに661件、約9,659万円の生活支援給付金を支給。住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金も8,037世帯に約8億370万円を支給済みとのこと。
さらには、物価高騰に対する事業者支援金も124件の申請があり、99件に303万円が支給された。この支援事業は、10月末まで申請を受け付ける予定である。
次にワクチン接種についても言及され、60歳以上及び基礎疾患がある18歳から59歳の人々を対象に4回目接種が進行中。接種率は全人口と高齢者でそれぞれ29.5%と66.2%となっている。
地域職業相談室の移転については、ジョブガイド北広島が437町1丁目へ、令和5年の3月末に移転予定である。
北海道ボールパークFビレッジの構想も進行中で、新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の建設が進められている。新球場の開業に向けた準備が進んでいることが強調された。
次に駅西口周辺エリアの活性化について報告され、歩道下の下水道管撤去や複合交流拠点施設の工事が行われている。市民にとって快適な環境の整備が進められていることが示された。
農作物の生育状況も報告され、全体的に平年並みであるとのこと。さらに、ふるさと納税の寄附に関する報告もあり、個人から2260万2千円の寄附が寄せられた。
教育行政においては、吉田孝志教育長が教育施策の充実に向けた取り組みについて述べ、特に新型コロナウイルスに関連した対応を強調した。多くの施策が計画されており、教育環境の整備や教職員の資質向上が求められていることが確認された。
最後に、いくつかの条例案が提出され、議会に付託されることとなった。市の発展に寄与するため、様々な施策が今後も進められることが期待される。