令和2年第1回臨時会が開催され、様々な議案が討議された。
特に重要な議題として、新型コロナウイルス感染症に対する対応策が挙げられた。市長の上野正三氏は、感染者が本市でも確認されたことを報告し、手洗いやマスクの着用などを呼びかけた。
また、国の緊急経済対策に関連した経費補正が提案され、市民一人ひとりに特別定額給付金を支給することが決定された。特に、児童手当の受給者には、1人当たり1万円の給付も予定している。
市による支援策の中で、新型コロナウイルスによる雇用に対する影響が大いに懸念される中、傷病手当金の支給に関する議案も具体化した。この中には、国民健康保険に加入している市民への支援も含まれている。
さらに、議案の中には中小企業向けの支援策もあり、休業協力支援金として個人事業者に対し、特定の条件の下で給付が行われる。この内容は、道からの支援金を上乗せする形で実施される。
会期は本日1日のみに設定され、すべての議案は原案どおり可決される見込みである。市長や各担当部長は、これからも市民との連携を強化し、感染症対策と経済対策を進めていく意向を示した。
これにより、市民の生活が少しでも安定するよう、今後の取り組みに期待が寄せられている。