令和5年第4回定例会が開催され、さまざまな重要な議題が議論された。
主な議題では、原油価格や物価高騰への対応についての報告があった。上野 正三市長は、国の交付金を活用し、経済回復や物価高騰の影響緩和に取り組んでいると述べた。特に、住民税非課税世帯に対する支援として、1世帯当たり3万円の給付を行ったことが強調された。
また、プレミアム付商品券の販売状況も報告された。吉田 孝志教育長は、2万2,300冊が販売され、市内245の登録事業所で1億4,391万円の使用があったと述べ、消費喚起に寄与していると分析した。
さらに、新型コロナワクチンの接種状況についても報告された。接種率は全人口に対し22.9%、65歳以上の高齢者では55.3%に達しており、接種体制の強化が進められている。この接種に必要な経費の補正予算も提案された。
次に、窓口キャッシュレス決済の導入が進行中であることが示され、利便性の向上や業務の効率化が期待されていると伝えられた。市役所内の6か所での導入が行われており、引き続きキャッシュレス化を推進する方針も示された。
学校の暑さ対策としては、保健室へのエアコン設置が進められ、全教室へポータブルクーラーを導入するための経費が提案された。上野市長は、特に猛暑に備えた対応を強調した。
最後に、議案第16号から第19号についての一般会計及び特別会計の補正予算が一括して委員会付託なしで可決された。北広島市は、今後も充実した施策を展開し、地域社会の発展を目指す方針を明らかにした。