令和5年第3回定例会が開催され、重要な案件が審議された。
本日の会議では、議案や請願に関する多くの報告が行われた。
特に、北広島市地区計画区域内建築物の制限に関する条例と、火災予防条例の改正が原案通り可決された。
また、健康保険証の存続を求める請願に対し、賛同する声が上がった。
山本博己議員は、現行の健康保険証が廃止された場合の懸念を示し、「誤って他人の情報が登録された事例が多数確認されている」と強調した。
これに対し、川崎彰治議員は、国民健康保険の加入者が多くいることを実情に即して指摘し、支援の必要性を訴えた。
その後、子ども医療費助成の拡充を求める請願が多数の賛成票で採択される一方、小中学校給食費無償化の請願は不採択となった。
この件では、小田島雅博議員が「家計が圧迫される状況にある」と訴え、他の自治体の事例を挙げながら無償化の必要性を強調したが、多数決によって不採択が決定された。
一方、北広島市の議案に関しては、議案第10号の補正予算や、議案第11号の国民健康保険事業特別会計の補正予算も原案通り可決された。
また、地方自治体の健全な運営を促進するための意見書がまとめられ、国の責任を強調する内容が盛り込まれた。
特に、国土強靭化やゼロカーボンに向けた取り組みが評価された。
最後に、閉会に向けて、各常任委員会からの継続調査についても報告がなされ、引き続き市民生活に寄与する施策が求められた。