第3回定例会が開催され、様々な議題が取り上げられました。特に、ボールパーク関連事業への言及が目立っており、透明性を持って進捗状況の確認や市民との連携を強化する必要性が議論されています。
具体的には、18番の小田島雅博議員がボールパーク事業関連の対策について質問を行いました。その中で、フリーWi-Fiの整備や防犯カメラの設置について、上野市長はそれらの重要性を理解し、各種の情報収集を進めていると述べました。特に、防犯対策は非常に重要であり、エルフィンパーク内の安全を保つために追加の防犯カメラの設置を検討しているそうです。
同じく、小田島議員はエルフィンロードにおける自転車と歩行者の通行帯に関する話も取り上げました。これに対して、市の建設部長が路面標示の補修や増設を行う計画であると答弁したことから、具体的な行動が期待されます。加えて、道路管理に関しても確認し、春の雪や雑草への対策も考えているようです。
次に、「ラピダス千歳の建設事業について」も議論されました。このプロジェクトは、国の支援を受けて進行中であり、地域経済や人材育成にとっても重要な役割が期待されています。上野市長は、地域の特性を生かした取り組みを強調し、必要な調査や情報収集を行っていく意向を示しています。
また、「第6次総合計画関連対策について」も重要なテーマであり、年6548人の人口の動向や新たな住宅政策に関する施策の検討が行われました。教育部長は、教育現場の環境整備に関する課題にも応じ、教職員の働き方改革や生徒の学びの環境を整えていく方針であると答弁しました。
最後に「ヒグマ対策」も議論され、出没情報の迅速な共有や注意喚起を通じて市民の安全を守ることが重要であると確認されました。これらの議論を通じて、北広島市が直面している課題への理解を深め、今後の対策を講じる必要性が再確認されました。