令和元年第3回定例会が開催され、複数の重要議案が審議されました。
本会議では、「北広島市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定」や「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備」に関する議案が中心に取り上げられました。
中でも、議案第1号に対する質疑では、正職員と会計年度任用職員の業務区分についての疑問が呈され、「非正規職員を合法化する」との意見もありました。これに対し、議会側は、必要に応じてフルタイム勤務を増やす考えを示しました。具体的には、今後必要とされる職員数について示唆され、政策の方向性がもろんでも影響を及ぼす可能性についても言及されました。
また、議案第3号に対しても、議員からの反対意見があり「新たな仕組みが非正規職員の拡大を促進するのではないか」との懸念が表されました。これに対し委員会は原案通り可決を決定しました。その他、消防団員に関する条例の改正も円滑に進められ、議案第9号も原案通り可決されました。
さらに、議案第14号から第22号にかけての補正予算案も審査され、民生及び建設文教常任委員会からの報告により、各種施策や事業の予算が概ね承認されました。特に、「子育て世代マイホーム購入サポート事業」が注目され、質疑でも具体的な運用方法が問われました。
最後に、意見書案についても全て可決され、市民生活に寄与することを目的としている旨が述べられました。このように、議会は市民のニーズに応える形で、様々な意見や提案を受け止める役割を果たしています。