コモンズ

恵庭市議会、重要議案を可決 新型コロナ対策や最低賃金改正を議論

恵庭市議会が令和2年6月24日に開催され、新型コロナ対策や最低賃金改正を含む重要議案が可決された。
記事公開日:
議会開催日:

令和2年6月24日、恵庭市議会は第2回定例会を開き、いくつかの重要な審査報告や議案が審議された。

出席議員21名で始まった会議では、まず日程の追加が発表された。事務局の水内事務局長が、本日までに提案された案件の概要について報告した。

続いて、審査報告第3号が扱われ、新型コロナウイルス感染症に関する意見書提出を求める陳情について、武藤光一厚生消防常任委員長が「さらに審査の必要があるため、閉会中の継続審査としたい」と述べ、全会一致で継続審査が決定された。

次に、審査報告第4号の経済建設常任委員会からの報告が行われた。柏野大介経済建設常任委員長は、南18号線の安全対策を求める陳情については「採択すべきものと決定」、消費税減税を求める意見書については「不採択とすべき」と報告した。議場では質疑もなく、いずれも原案どおり決議された。

報告第6号では、狩野保健福祉部長が令和2年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算について説明した。歳入不足の状況を踏まえ、1億2,907万6,000円を補正することが決定された。

その後、議案第18号について近藤経済部長が、恵庭市花の拠点設置条例の制定について説明した。この条例は花に触れる魅力ある観光エリアを作るもので、経済建設常任委員会へ付託されることとなった。

議案第19号では、花の拠点整備工事の請負契約の変更について、横道総務部長が説明した。変更内容には雨水管の布設高の変更や仮囲いの数量の追加が含まれており、契約金額は5億4,657万9,000円となる。

続いて、議案第20号として令和2年度恵庭市一般会計補正予算が上程され、議論の末に承認された。

次の議案第21号では、議員報酬の10分の1を3カ月間減額する条例の改正が提案され、承認される見込みだ。新型コロナの影響を受けて市民との連帯感を示すためのものであり、野沢宏紀議員がその主旨を強調した。

意見案第2号、つまり林業・木材産業の成長産業化を求める意見書や意見案第3号の最低賃金改正に関する意見書も可決された。最終的に意見案第5号では、地方財政の充実・強化を求める内容が可決され、地方自治体への支援を強化することが求められた。

全ての議案が可決された後、伊藤雅暢議長は、閉会の宣言を行った。恵庭市議会は引き続き、地域経済や社会保障に直面する課題に取り組む姿勢を見せている。

議会開催日
議会名令和2年第2回恵庭市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事は会議録の内容を正確に反映し、主要な議案についても言及している。
説明文の評価要約は記事の内容を正確に反映し、重要な点が含まれている。
本文の評価内容は会議録の事実に忠実で、必要な詳細をカバーしている。

北海道恵庭市の最新記事

石狩地区の最新記事

北広島市千歳市南幌町当別町新篠津村札幌市江別市石狩市 の最新記事です。