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恵庭市議会、福祉や教育施策の充実を議論

恵庭市の令和元年第3回定例会で福祉、教育、農業など多岐にわたる課題が討論され、様々な取り組みの進捗状況が報告された。
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令和元年第3回定例会が9月17日に開催され、監査報告や一般質問が行われた。

初めに、監査委員から提出された決算審査報告に一部訂正があり、内容について北林監査委員が説明を行った。報告によると、一般会計及び介護保険特別会計がマイナスであると公表しており、訂正を行うこととなった。参加者からは訂正に対する異議がなく、スムーズに受理された。

次に、一般質問が行われ、石井美季議員が主に福祉や教育、芸術文化に関する質問を提出した。まず、「安心して暮らせる福祉のまちづくり」に関し、ひきこもり問題の現状とその取り組み状況について尋ねた。狩野保健福祉部長が、ひきこもり相談窓口の設置と過去の相談件数を述べ、効果と今後の展望についてコメントした。「安心して子育てできるまちづくり」に関しては、学習支援事業の数値とその効果について教えてほしいと質問。原田市長は、子ども貧困対策について説明し、地域での学習支援を充実させるための取り組みを強調した。

また、石井議員は「芸術文化の香り高いまちづくり」として、芸術文化関連施設の整備状況やその課題について質問を行った。竹内教育部長が、施設改修の必要性や効果的な管理について答え、市民に対する芸術文化の発信強化の必要性を訴えた。

さらに、市川議員は農業振興について質問し、作況の状況や復旧支援について部長が回答した。やはり農業用施設の復旧状況は、特にビニールハウスで940件以上の修理が進められており、支援策が重要視されている。

観光振興については道の駅の運営状況や利用促進についても議題にあげられ、市長が道の駅の運営状況を報告した。この道の駅が観光振興のカギとされる中、今後の展望への期待が示された。

幼児教育・保育の無償化についての質問もあり、部長が現状の施策について情報提供した。特に無償化に伴う課題をどう解決するかが問われ、今後の必要な取り組みが求められた。

最後に、防犯カメラに関する市民アンケートの結果についての質問があり、町内会の協力の重要性が強調された。市長は地域の合意形成が必要であるとし、進め方についての考えを述べた。

今回の定例会では、ひきこもり問題、農業、福祉や教育など多岐にわたる議題が取り上げられ、各議員からの意見が挙げられた。市の未来を見据え、多様な問題に真摯に向き合う姿勢が対応の鍵となると言えそうだ。

議会開催日
議会名令和元年第3回恵庭市議会定例会
議事録
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