恵庭市議会の第1回定例会が開かれ、一般質問が行われました。
前田孝雄議員は、地域コミュニティと町内会活動の促進について質問し、町内会への加入率が全国的に低下している現状を指摘しました。令和元年度に行われた調査では、加入率が60.0%に留まっており、少子高齢化が影響していると考察しました。地域の絆を深めることが必要であり、町内会の役割や行政との関係について再認識が求められています。特に、町内会への世帯加入率の低下要因を分析し、市の支援についても改めて質問を行いました。
さらに、スポーツ振興についても言及し、恵庭市でのスポーツ課移管後の現状を問いました。原田市長は、個別のスポーツ振興を進めるため、教育委員会からの移管の目的を明確にし、現状の成果を維持することが重要との認識を示しました。
また、スポーツ課の移管方式による成果と課題をまとめ、これまでの実績や問題点を市民と共有した上で、今後の計画についても具体的な方向性を提示しました。特に、運動・スポーツ推進計画の見直しとその執行状況に関して、具体的データを求めつつ、学校施設や関連施設の利用可能性を調査する旨も述べました。
前田議員は、スポーツ振興施策の具体的な成果指標の確認と市民ニーズに基づく計画策定を強調しました。市長や各部長は、町内会活動の重要性、スポーツ振興施策の進捗、およびゲーム環境改善の必要性について再確認し、今後の取り組みを着実に実施していくことを誓いました。