令和2年第3回恵庭市議会での一般質問では、松島議員が市政に関する情報発信や市民負担軽減、教育行政、コロナ対策などについて質問した。議会内で市長や部長らがそれぞれの立場から具体的な施策を説明し、地域住民の安心安全に寄与する方針が示された。
松島議員はまず、一般行政に関する情報の充実について質問を投げかけた。市政情報の発信にSNSが活用されている現状について、原田市長は、FacebookやInstagramの活用状況を報告し、今後の発信頻度の向上を目指す考えを示した。
続いて松島議員は、市役所での手続きによる市民負担軽減についても提起。窓口での書かないサービス導入の可能性について、広中生活環境部長は、新型コロナウイルスの影響と併せて、負担軽減の方法を検討していることを説明した。また、教育行政では、児童生徒の携行品の重さや感染症対策の観点から、佐藤教育部長が現在の状況を説明。学校現場での具体的な改善策やスクール・サポート・スタッフによる支援状況について話された。
さらに、COVID-19対策においては、感染症対策の重要性が強調され、新たな方策の状況にあたる医療・福祉の支援についても議論された。原田市長は、過去に実施した支援策について評価しつつ、今後も市民のために必要な施策を検討していく意向を表明した。このほか、地域での外国人受け入れ策や、高等教育機関の誘致に関連する財政支援についても詳細に意見交換が行われた。
議会は、住民のニーズに応じた施策を実施する意義と共に、情報発信力の向上や、福祉のさらなる充実を約束する場となった。市が抱える課題への対応が強調され、議員たちは次第に具体的な施策や意見を交わし、市民の生活を守るための意義ある議論が行われた。今後の恵庭市においては、これらの議論をもとにさらなる施策の構築が期待される。