令和2年4月24日、恵庭市議会は第1回臨時会を開会した。議会は議席の変更や会期の決定を経て、複数の条例改正及び補正予算案について審議した。
まず、議長の伊藤雅暢氏は議席の変更を提案し、特に会派構成の変化に伴うものであると説明した。さらには、会期を本日1日とすることも確認し、参加議員から異議がないことが承認された。
水内事務局長が諸般の報告を行い、議会運営委員と基地特別委員会の委員選任の経緯を報告した。この報告には、川股洋一氏から小橋薫氏への委員変更や、柏野大介氏から新岡知恵氏への変更が含まれ、これらの委員変更は議長の指名を受け承認された。
続いて、報告第1号として恵庭市税条例等の一部改正についての専決処分が上程された。横道総務部長は、令和2年度の税制改正に基づき地方税法の一部を改正した内容を説明した。この改正に基づき、個人住民税や固定資産税に関連する条文の変更が行われ、特に所有者不明土地に関する新たな規定が具体化されている。質疑の結果、原案通りの承認が得られた。
次に、恵庭市都市計画税条例の改正についても同様に専決処分として上程され、こちらも議論なく承認された。この改正は、具体的な税制の整備を目的に行われる。
さらに、恵庭市介護保険条例および関連する予算案についての説明が続き、特にコロナウイルスの影響を考慮し保険料の特例措置が設けられたことが強調された。これらも議論なく原案が承認された。
また、令和2年度の一般会計と国民健康保険特別会計の補正予算についても審議され、特に新型コロナウイルス感染拡大に対する支援策としての事業費の補正が重要視された。補正予算案は、それぞれの事業に対する必要な資金を確保する形で可決された。
会議の終わりに、議長は全ての討議が円滑に進行したことに感謝の意を表し、令和2年恵庭市議会第1回臨時会を閉会した。