令和4年4月13日、恵庭市議会第2回臨時会が開催された。
主要議題の一つに、恵庭市税条例の一部改正に関する報告がある。
広中総務部長による説明により、地方税法に基づく改正が必要であることが強調され、具体的には寄附金税額控除や固定資産税の取扱いの法定化などが含まれている。
また、同日の議案には、恵庭市都市計画税条例の一部改正もあった。こちらも地方税法の改正に従ったもので、施行期日は令和4年4月1日である。
広中総務部長は、同様の理由により、本改正が承認を求められていることについて説明を行った。
質疑が行われるも双方から異議はなかったため、原案が承認された。
さらに、令和4年度の一般会計補正予算も扱われた。これに関しては、新型コロナウイルス感染症対応のための金融対策事業費の増額や、小規模事業者への支援金支給事業が新設されることが示された。
江川経済部長は具体的な支給対象や要件について細かく説明し、スムーズな予算承認に向けた協議が行われた。
なお、新岡議員の提起により、国民の祝日「海の日」の固定化に関する意見案も提出され、その可決に至った。市川議員が意見書の趣旨を説明し、市民に対する普及の必要性が強調された。
柏野議員からは、市民ニーズに基づく判断の不十分さに懸念の声が上がったが、各議員の意見を踏まえ、最終的に賛成多数で可決された。
本臨時会は、議席変更の了承や会議録署名議員の指名を経て、1日間の日程を終え、全ての議案が承認されて閉会された。