令和4年第2回定例会では、恵庭市の将来に向けた施策と各種取り組みについて活発な議論が交わされた。
特に注目されたのは、恵庭市住生活基本計画及び部活動の在り方に関する問題である。
宮利徳議員が質問した市営住宅についての見直し案は、耐用年数を過ぎた住宅の再活用や、市営住宅の必要戸数確保についてのアイデアが示された。
原田市長は急速な高齢化や人口減少を踏まえ、市営住宅戸数の推計を行うことを踏まえた言及があった。
また、教育長の岩渕氏は部活動の持続可能な運営について言及し、教員の労働環境を改善すべく、外部指導者の導入を進めていることを明らかにした。
加えて、部活動の地域移行を視野に入れ、地域と協力した新たな環境整備が求められている。
次に、市民から寄せられた要望を基に、地域のニーズに応えた取組やサポート体制の構築が進められている。
恵庭市公式アプリ及びワーケーションの取り組みにも言及。
新アプリは市民生活の利便性向上を目指し、多様な情報を提供することで注目されている。
特に夏の観光シーズンに向け、採用する新プランや利用促進策が検討され、地域活性化の一環として展開される。
公園整備に関する委員からの質問には、指定管理者による公園管理の現状と課題が説明され、特に老朽化した施設や利用者からの要望への対応が今後の優先課題となることが示された。
円滑な利用に向けて市民の声を反映していく姿勢が強調された。
今回の定例会を通じて、恵庭市は様々な施策を通じて市民生活の質向上と地域の発展に寄与することを目指している。