令和2年5月21日、恵庭市議会第2回臨時会が開会された。
出席議員21名によるこの会議では、主に補正予算に関する議論が行われた。
議題の中で、令和2年度の一般会計補正予算が特に注目されている。
補正予算は、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大に対応するためのものである。
横道総務部長が説明を行い、生活支援や経済対策を含む
六つの事業について補正が提案された。
この補正では、ひとり親家庭の生活支援、特別定額給付金、
地域経済活性化のための施策が盛り込まれている。
具体的には、ひとり親家庭生活支援臨時給付金には809万3,000円、
緊急経済対策事業には2億2,000万円の補正が必要とされている。
感染拡大防止策として、住民票等証明書の郵便請求奨励事業で181万円が補正される。
また、全体の補正額は73億8,576万7,000円となり、
歳入歳出の総額は346億9,519万1,000円に達する見込みである。
質疑には異議がなく、議案は全会一致で可決されることが決まった。
これにより、恵庭市は新型コロナウイルスの影響を受けた市民を支援する姿勢を示した。
本日の会議はすぐに討論無く終了し、令和2年恵庭市議会第2回臨時会は閉会した。