令和5年第2回定例会では、恵庭市の財政やマチづくり行政についての質問が行われた。
宮利徳議員は一般質問で、財政と地域経済に関する詳細な質問を行い、指定管理者制度や地域経済の活性化策に焦点を当てた。指定管理者制度の目的について、広中総務部長は「民間事業者を活用しサービス向上を図る」との目的を述べた。
さらに、地域経済の観点からは「はなふるを拠点とした市内周遊施策」が論じられた。この施策では、年間約190万人が来場し、約20億円の経済波及効果があることが江川経済部長によって明らかにされた。具体的には、地域特産物や飲食の消費拡大に寄与していると強調した。
また、ラピダス社の北海道進出に関する質問では、原田市長が情報収集を進める意向を表明した。さらに、夏祭りなど地域イベントの復活についても答弁があり、「市内イベントへの支援は続ける」との姿勢が示された。
観光やスポーツ振興についても質問があり、ボールパーク開業の影響を受けて地域経済の活性化が期待されている。市は「オール北海道ボールパーク連携協議会」に参加し、市民へのPRや観光と物産の促進を計画しているという。