令和3年6月18日に開催された恵庭市議会では、
松島緑議員が子育て支援、新型コロナウイルス感染症に関する相談体制、
保健福祉行政、ヤングケアラーの問題について質問を行った。
松島議員は、共働き世帯が増加している中、学童クラブの利用状況とその課題を指摘した。
今年度、恵庭市では731名の児童が登録し、学童クラブを利用しており、
特に待機児童の問題が浮き彫りとなっていることに対し、
伊東子ども未来部長は、学童クラブの新規開設を進めていると述べた。
また、新型コロナウイルス感染症の相談体制について、
野村生活環境部長は、市民生活課に相談窓口を設け、
生活相談に対応する体制が整備されていることを報告した。
原田市長は、ヤングケアラーの実態把握についても言及し、
介護や家事を担う18歳未満の子どもが抱える負担を軽減するため、
福祉サービスとの連携を進めていく考えを示した。
また、松島議員は、学校で感染者が出た場合の対応策を問い、
竹内教育部長は、感染者の状況に応じた迅速な判断を行っていると強調した。
公立夜間中学の設置についても、
市内の対象者に対する支援策と呼びかけを行っていく意向が示された。
このように、会議では多くの重要な課題が議論され、
市としての対応策が確認された。これを踏まえ、
今後の対応により一層の注目が集まることが期待される。