恵庭市議会は、令和2年第1回定例会で新型コロナウイルスの影響を考慮した重要な決定を行った。
2月27日の会議では、非常事態による会期の変更が提案され、議長の伊藤雅暢氏は正式に取り決めた。
今後のスケジュールでは、2月28日から3月10日まで及び3月16日は休会とすることが決まる一方で、一般質問については書面による答弁提出が求められることになった。
このような措置は、コロナウイルスの感染拡大を防ぐための重要な対応として受け取られ、議会内でも理解を示す声が上がった。
議長は「新型コロナウイルスの影響下にあっても、議会運営は継続する」と述べており、次回の会議がいつ行われるかが広く気にされている。
一般質問に関する取り決めについて、議会内で異議はなく、書面による答弁となる。市民の意見を集めた上で、透明性のある情報提供が求められると感じている向きが多い。議長は、「市民の皆さんの理解を得るため、しっかりとした答弁を行いたい」と強調した。
恵庭市議会は、社会情勢の変化に柔軟に対応しつつも、市民の声に耳を傾けていくその姿勢を示している。市議会の運営がどのように進んでいくのかが今後の注目ポイントとされている。