令和2年12月15日、恵庭市議会の第4回定例会が開催され、各議案について審議が行われた。
会議では、日程の追加が事務局の水内事務局長から報告され、全議案について議論が進められた。
特に、恵庭小学校南校舎の長寿命化改修工事に関する議案第18号の契約変更が喫緊の課題となった。提案した横道総務部長は、コロナ禍による臨時休業の影響で工期が延びたことを説明し、契約金額の増額についても触れた。新たな契約額は約1億9545万円に達し、工期は240日間延長され、令和3年9月28日までに変更される。
次に、議案第19号の令和2年度恵庭市一般会計補正予算が提案され、横道総務部長は様々な防災事業や医療支援関連の予算補正について詳細に説明した。特に、コロナウイルス検査センターの設置に必要な589万9,000円の予算を計上していることが強調された。
議案第20号については、狩野保健福祉部長が後期高齢者医療特別会計の補正予算を報告し、必要な経費として99万6,000円を計上した。質疑はありませんでしたが、全議案が原案通り可決され、最後に意見案として犯罪被害者支援の充実を求める意見書(意見案第13号)、居住支援の強化を求める意見書(意見案第14号)が提案され、可決に至った。
また、原田市長が閉会に際し、感染症対策や地域の発展に寄与する取り組みへの感謝を述べ、最後の挨拶を行った。特に、コロナウイルスの影響を受けた市民への支援についても言及し、地域経済の振興の必要性を強調した。議会運営においては、感染防止対策が徹底され、議論が行われたことに謝意も表された。全体として、非常に重要な議題が扱われた定例会であったといえる。