令和2年第2回恵庭市議会定例会が開催された。議会は6月24日までの17日間にわたり、様々な議案を審議する予定である。
初めに、伊藤雅暢議長が会議録署名議員に石井美季議員と長谷文子議員を指名した。続いて、水内事務局長が今日まで提案された案件を報告し、特に有意義な内容について強調した。市議会は本日より6月24日までの17日間の会期を承認し、地方行政府の透明性に寄与する予定である。
行政報告において原田市長は、新型コロナウイルス感染症対策の進捗について詳細に説明した。特に、恵庭市独自の経済対策として市民一人当たり10万円の定額給付金支給について触れ、「早急に支給を行っている」と述べた。さらに、新型コロナ対策として、保育園、学童クラブの対応や市主催イベントの中止を決定したことも明らかにした。
穂積教育長は教育行政報告で、学校における新型コロナウイルスによる臨時休業の影響について言及した。卒業式や入学式が制限されたことに触れ、感染対策を徹底した上で学校を再開したと報告した。
また、今回の議会では各種陳情が審議される予定であり、特に南18号線に関する安全対策を求める声が上がっていた。これについては経済建設常任委員会に付託されることが決まった。
議案については、各部門から計14件が提案され、多くが満場一致で可決された。その中には、農業振興基金の積立金や地域会館の整備に関する助成が含まれており、市民生活の向上に寄与する施策が盛り込まれていた。
議長は、委員長報告に基づく質疑の結果、いくつかの議案に対する討論を省略することを提案し、全ての議案が可決されたことを確認した。議会は、さらなる市民の意見聴取や透明性確保に努め、市民生活向上を図る意義を改めて認識する場となった。